
太陽光発電・蓄電池の設置業者はどう比較する?
太陽光発電や家庭用蓄電池を検討するとき、設備そのものと同じくらい重要になるのが「どの業者へ相談するか」です。
太陽光発電は住宅の屋根形状や日照条件によって設置できる容量が異なります。蓄電池についても、家庭の電力使用量、既設の太陽光発電設備、停電時に使用したい家電などによって適した容量やシステムが変わります。
そのため、単純な見積金額だけではなく、現地調査、シミュレーション、取扱メーカー、施工体制、保証、アフターサポートまで確認して比較することが重要です。
この記事では、太陽光発電・蓄電池を取り扱う以下の3社を比較します。
・AD-HOME
・エコ発電本舗
・新日本住設
AD-HOMEを最初に紹介し、その後も同じ比較基準で各社の特徴を確認します。
なお、太陽光発電による電気料金への影響は、設置容量、発電量、日照条件、電気の使用時間帯、電力料金プラン、売電条件などによって異なります。蓄電池についても、導入すれば一律に電気代が下がるものではありません。
導入前には各社のシミュレーションや見積もりを確認し、自宅の条件に合っているか判断することが大切です。
AD-HOME

出典:AD-HOME公式サイト
AD-HOMEの商品・サービス概要
AD-HOMEは、株式会社AD-HOMEが運営する住宅設備関連サービスです。
公式サイトでは、太陽光発電システムを中心とした省エネ設備の販売・施工を行っていることが案内されています。
株式会社AD-HOMEの本社は東京都世田谷区にあり、公式サイトの会社概要では「省エネ設備販売」「不動産・リフォーム全般」などを事業内容として掲載しています。
太陽光発電や蓄電池は住宅によって設置条件が大きく異なる設備です。
AD-HOMEでは、導入前のヒアリングや現地調査を行ったうえでシミュレーションを提示する方針を掲げています。
「太陽光パネルを設置した場合にどの程度の発電が見込めるのか」「蓄電池を組み合わせるメリットがあるのか」といった点を住宅ごとの条件に合わせて検討したい場合に、相談先の候補となるでしょう。
AD-HOMEの特徴
現地調査とシミュレーションを重視
AD-HOMEが公式サイトで特徴として挙げているものの一つが、導入前の調査とシミュレーションです。
太陽光発電は、屋根の広さだけで発電量が決まるわけではありません。
屋根の方角や傾斜、周囲の建物、日照条件、設置する太陽光パネルの容量などによって発電状況が変わります。
AD-HOMEではヒアリングと現地調査を行い、可能な限り現実的なシミュレーションを提示するとしています。また、条件によって経済的なメリットを得にくいケースがあることについても公式サイトで説明しています。
導入メリットだけではなく、自宅の条件を確認したうえで判断したい方にとって確認しておきたいポイントです。
複数メーカーを取り扱っている
AD-HOMEの会社概要では、長州産業、カナディアンソーラー、Qセルズ、シャープ、パナソニック、ニチコン、DMM、AIKO、エクソル、京セラなど複数のメーカーが掲載されています。
メーカーによって、太陽光パネルの性能、蓄電池容量、保証内容、設置条件などは異なります。
複数メーカーを取り扱っている業者であれば、特定製品だけでなく住宅条件や希望に合わせて比較相談しやすいことがメリットになります。
ただし、実際に提案可能なメーカー・製品は設置地域や住宅条件などによって変わる可能性があります。希望するメーカーがある場合は見積もり時に確認するとよいでしょう。
ドローンを使った建物調査
AD-HOMEでは、屋根などの調査にドローンを活用する取り組みも案内しています。
太陽光パネルは屋根へ設置するケースが多いため、屋根の寸法や角度、屋根材などの確認は重要です。
ドローンによる空撮を利用することで、屋根だけでなく住宅全体の状態を確認する取り組みが行われています。
住宅によって調査方法が異なる可能性があるため、実際の現地調査でドローンを使用するかについては個別に確認してください。
全国エリアへの対応を案内
AD-HOMEの会社概要では、対応エリアを「全国エリア」としています。
太陽光発電・蓄電池は施工を伴うため、所在地によって対応状況が異なることがあります。全国対応が案内されている点は、幅広い地域から相談を検討しやすいポイントです。
ただし、離島や一部地域、住宅条件などによって対応できないケースも考えられるため、具体的な住所での施工可否は問い合わせ時に確認しましょう。
AD-HOMEの料金
AD-HOMEの太陽光発電・蓄電池については、公式サイトを確認した時点では、住宅用設備の一律のセット価格や標準販売価格を確認できませんでした。
太陽光発電は、
・設置するパネルのメーカー
・パネル枚数、発電容量
・屋根の形状
・足場の必要性
・電気工事の内容
・蓄電池の有無
・蓄電池容量
・既設設備との組み合わせ
などによって総額が変わります。
そのため、AD-HOMEで具体的な費用を確認する場合は、住宅条件を伝えて見積もりを取得する必要があります。
見積もりを受け取ったら「太陽光パネル本体」「蓄電池本体」「パワーコンディショナー」「架台」「施工費」「足場費」「申請関連費用」など、どこまで含まれているか確認すると比較しやすくなります。
AD-HOMEのおすすめポイント
AD-HOMEを比較候補に入れたいポイントは、現地調査とシミュレーションを重視していることです。
太陽光発電では「何kW設置できるか」だけでなく、実際の家庭でどの程度自家消費できるのかを確認することが重要です。
蓄電池についても、大容量であれば必ず適しているわけではありません。
日中の発電量、夜間の電力使用量、停電時に使いたい設備などを踏まえて容量を検討する必要があります。
複数メーカーを取り扱っているため、メーカーや容量を比較しながら相談したい場合にも確認しておきたい業者です。
AD-HOMEのキャンペーン・特典
公式サイトを調査した時点では、すべての申込者に共通して適用される期間限定の値引きキャンペーンについて、明確な金額・終了日を確認できませんでした。
太陽光発電・蓄電池では国や自治体の補助制度を利用できる場合がありますが、補助金は年度、自治体、対象設備、予算状況などによって条件が異なります。
補助制度を利用したい場合は、見積もりの際に「利用できる補助金があるか」「申請をどこまでサポートしてもらえるか」「補助金を利用できなかった場合の契約条件」を確認しておくと安心です。
AD-HOMEはこんな場面で検討しやすい
AD-HOMEは、太陽光発電と蓄電池をまとめて相談したい場合や、住宅の条件を確認したうえで導入プランを検討したい場合の候補になります。
また、複数メーカーを比較したい方、停電対策を含めて蓄電池の容量を検討したい方にも相談しやすいでしょう。
電気代への影響を重視する場合は、見積金額だけを見るのではなく、発電シミュレーションの前提条件も確認することが重要です。
AD-HOMEまとめ
AD-HOMEは太陽光発電・蓄電池などの省エネ設備を取り扱い、現地調査やシミュレーションを重視している事業者です。
複数メーカーを取り扱っているため、住宅環境や希望に合わせた設備を比較しながら検討できます。
一方、住宅用太陽光発電・蓄電池の具体的な導入価格については個別見積もりで確認する必要があります。
費用を比較するときは、同程度の太陽光発電容量・蓄電池容量で他社からも見積もりを取得すると違いが分かりやすくなります。
エコ発電本舗

出典:エコ発電本舗公式サイト
エコ発電本舗の商品・サービス概要
エコ発電本舗は株式会社ゼロホームが運営する、太陽光発電・家庭用蓄電池・V2Hなどを取り扱う専門店です。
AD-HOMEとは異なる運営会社のサービスです。
公式サイトでは、Webを中心とした販売形態によって営業・店舗関連のコストを抑える方針を掲げています。
太陽光発電だけでなく、家庭用蓄電池やV2Hまで比較できるため、現在の住宅設備だけでなく、将来的な電気自動車の導入なども含めて検討したい場合に選択肢となります。
エコ発電本舗の特徴
Web販売を中心とした営業スタイル
エコ発電本舗では、Web販売に特化することで販売関連コストを抑える仕組みを採用しています。
太陽光発電や蓄電池は導入金額が大きくなりやすいため、価格を比較したい方にとって見積もり候補の一つとなります。
ただし、太陽光発電・蓄電池は設置環境によって工事内容が異なるため、広告上の価格だけで判断せず、自宅条件に合わせた総額を確認することが大切です。
太陽光・蓄電池・V2Hを取り扱う
エコ発電本舗では、太陽光発電や家庭用蓄電池に加えてV2Hも取り扱っています。
V2Hは対応する電気自動車のバッテリーに蓄えた電気を住宅側で活用するための設備です。
家庭用蓄電池とV2Hでは役割や必要な設備、導入費用が異なるため、EVを所有している、または今後購入する予定がある場合は両方を比較するとよいでしょう。
施工保証を用意
エコ発電本舗の公式サイトでは、施工要因による損害などを対象とした15年間の施工保証を案内しています。
また、太陽光発電や蓄電池の機器保証についても、製品によって15年保証、商品によっては20年保証などが案内されています。
保証期間や保証範囲はメーカー・商品によって異なるため、契約前には導入する製品ごとの保証書や適用条件を確認する必要があります。
エコ発電本舗の料金
エコ発電本舗では多数のメーカー・製品を取り扱っており、住宅条件や商品によって販売価格が異なります。
公式サイトでは2026年の費用目安として、工事費込みの太陽光発電4~5kWについて120万~150万円程度、家庭用蓄電池について100万~300万円程度という目安が案内されています。
これはすべての住宅に適用される固定価格ではありません。
実際にはメーカー、設備容量、屋根形状、施工内容、足場、既存設備との接続などによって見積金額が変わります。
また、エコ発電本舗では個別商品の実際の販売価格について、問い合わせによる見積もりとしている製品があります。
そのため、具体的な比較では希望するメーカーや容量を決め、工事費を含めた総額で見積もりを取得するとよいでしょう。
エコ発電本舗のおすすめポイント
エコ発電本舗は、太陽光発電・蓄電池だけでなくV2Hまで含めて検討したい場合に比較しやすい事業者です。
また、Webを中心に情報収集してから問い合わせたい方とも相性があります。
製品情報が公式サイトに多数掲載されているため、蓄電池容量やメーカー保証などを調べながら候補を絞りたい場合にも利用できます。
エコ発電本舗のキャンペーン・特典
調査時点では、全利用者に一律で適用される期間限定キャンペーンとして、特典金額と終了日の両方が明示されたものは確認できませんでした。
一方で、公式サイトでは補助金に関する情報提供や、補助金適用後の負担額について案内する取り組みが確認できます。
補助制度は自治体や年度によって大きく異なるため、利用する場合は契約前に対象設備、申請期間、予算残額、申請主体などを確認してください。
エコ発電本舗はこんな場面で検討しやすい
エコ発電本舗は、価格を含めて複数メーカーの太陽光発電・蓄電池を比較したい場合や、V2Hも選択肢に含めたい場合に検討しやすいでしょう。
また、施工後の保証期間を重視する場合にも、保証内容を比較する候補になります。
ただし、メーカー保証と販売施工店による施工保証は内容が異なります。
「何年保証か」だけではなく、「機器故障」「施工不良」「雨漏り」「自然災害」など、どのトラブルがどの保証の対象になるかを確認しておきましょう。
エコ発電本舗まとめ
エコ発電本舗は、太陽光発電・家庭用蓄電池・V2Hなどを幅広く扱う専門店です。
Webを中心とした販売方式や、多数の製品情報を公開している点が特徴です。
具体的な導入費用は設備や施工条件によって異なるため、AD-HOMEなど他社と比較するときは、できるだけ同程度の設備容量・条件で見積もりを依頼することが重要です。
新日本住設

出典:新日本住設公式サイト
新日本住設の商品・サービス概要
新日本住設は、太陽光発電や蓄電池をはじめとした住宅設備を取り扱う新日本住設株式会社のサービスです。
AD-HOME、エコ発電本舗とは異なる会社が運営しています。
公式サイトの会社概要では、住宅設備機器の販売・施工・保守のほか、太陽光発電事業、蓄電池事業、オール電化事業、EV関連事業などを事業内容として掲載しています。
太陽光発電と蓄電池だけでなく、住宅設備を幅広く相談できることが特徴です。
新日本住設の特徴
提案から施工、アフターフォローまで対応
新日本住設グループでは、スマートハウス設備の提案から施工、アフターフォローまで一貫して対応する体制を案内しています。
太陽光発電は設置して終わりではなく、長期間使用する住宅設備です。
そのため、導入時の価格に加え、施工後にトラブルが発生した場合の相談窓口や保証内容を確認しておく必要があります。
太陽光発電・蓄電池・オール電化・EV関連設備まで扱う
新日本住設では太陽光発電と蓄電池だけでなく、オール電化やEV関連設備なども事業として展開しています。
例えば、太陽光発電で作った電気を家庭内で有効活用することを考える場合、蓄電池だけでなく給湯設備やEVとの組み合わせまで含めて検討するケースがあります。
住宅全体のエネルギー設備について相談したい場合に比較候補となります。
独自の保証制度を用意
新日本住設のスマートハウス事業では、複数の保証制度が案内されています。
公式サイトでは、住宅用太陽光発電システムについて自然災害補償10年間、住宅用太陽光発電システム・蓄電システムについて一定条件のもと20年間の機器瑕疵保証、施工に起因する損害について引き渡し日から10年間の工事保証などを掲載しています。
蓄電池の容量保証については対象メーカー等の条件があります。
保証には適用条件や対象外事項があるため、実際に契約する設備がどの保証の対象になるのかを個別に確認してください。
新日本住設の料金
公式サイトを確認した時点では、住宅用太陽光発電と家庭用蓄電池について、誰でも同一条件で利用できる標準セット価格は確認できませんでした。
そのため、具体的な導入費用は個別見積もりで確認する必要があります。
太陽光発電と蓄電池を同時に導入する場合は、設備本体だけでなく、
・太陽光パネルの容量
・蓄電池容量
・パワーコンディショナー
・設置工事
・電気工事
・足場
・申請関連費用
などを含めた総額で比較しましょう。
見積もり条件が違うと単純な価格比較ができないため、他社と比較するときは設備容量や保証条件をできるだけそろえることがポイントです。
新日本住設のおすすめポイント
新日本住設は、太陽光発電・蓄電池だけでなく、オール電化やEV関連設備など住宅のエネルギー設備を幅広く相談したい場合に候補になります。
また、施工後の保証を重視する方は、同社が用意している保証制度と他社の保証を比較するとよいでしょう。
特に長期間利用する蓄電池では、機器保証だけでなく容量保証の有無・条件を確認することが重要です。
新日本住設のキャンペーン・特典
公式サイトを調査した時点では、太陽光発電・家庭用蓄電池を申し込むすべての利用者に共通する期間限定キャンペーンとして、具体的な値引額と終了日が明示された情報は確認できませんでした。
見積もり時にキャンペーンや特典が提示された場合は、値引き後の総額だけでなく、適用条件や対象商品、期限なども確認しましょう。
また、補助金を利用する場合は、国と自治体で制度が異なることがあります。対象機器や申請時期を事前に確認することが必要です。
新日本住設はこんな場面で検討しやすい
新日本住設は、太陽光発電・蓄電池を住宅設備全体の一部として検討したい場合に比較候補となります。
保証制度を確認しながら選びたい方や、将来的にオール電化・EV関連設備まで検討している場合にも比較しやすいでしょう。
新日本住設まとめ
新日本住設は、住宅設備機器の販売・施工・保守を行い、太陽光発電、蓄電池、オール電化、EV関連事業などを展開しています。
具体的な太陽光発電・蓄電池の導入価格については個別見積もりでの確認が必要ですが、保証制度を含めて比較したい場合には候補の一つとなります。
AD-HOME・エコ発電本舗・新日本住設を比較
ここまで紹介した3社を、太陽光発電・蓄電池を選ぶ際に確認したい項目で比較します。
| 比較項目 | AD-HOME | エコ発電本舗 | 新日本住設 |
|---|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社AD-HOME | 株式会社ゼロホーム | 新日本住設株式会社 |
| 主な取扱分野 | 太陽光発電・蓄電池など | 太陽光発電・蓄電池・V2Hなど | 太陽光発電・蓄電池・オール電化・EV関連など |
| 太陽光発電の料金 | 個別見積もり | 公式サイト掲載の2026年目安は4~5kW・工事費込み120万~150万円程度。実際の販売価格は商品・施工条件による | 個別見積もり |
| 蓄電池の料金 | 個別見積もり | 公式サイト掲載の2026年目安は工事費込み100万~300万円程度。商品・施工条件による | 個別見積もり |
| 現地調査 | 対応 | 対応 | 個別相談 |
| 施工 | 施工対応 | 自社施工・提携施工店による対応 | 施工対応 |
| 主な保証の特徴 | メーカー保証に連動した独自施工保証を案内 | 15年間の施工保証を案内。機器保証は商品により異なる | 自然災害補償10年、一定条件の機器瑕疵保証20年、工事保証10年などを案内 |
| V2H | 製品・提案内容は要確認 | 取扱あり | EV関連事業あり |
| 料金確認方法 | 見積もり | 商品・条件に応じた見積もり | 見積もり |
| キャンペーン | 調査時点で全申込者共通の具体的期間限定特典は確認できず | 調査時点で全申込者共通の具体的期間限定特典は確認できず | 調査時点で全申込者共通の具体的期間限定特典は確認できず |
| 比較時に注目したい点 | 現地調査・シミュレーション、複数メーカー | Web販売、製品選択肢、施工保証 | 住宅設備の対応範囲、保証制度 |
※料金・保証・取扱製品・キャンペーン等は記事作成時点の公式サイトで確認した情報です。住宅条件、商品、契約内容などによって異なり、変更される場合があります。契約前に各社公式サイトおよび見積書・契約書等で最新の適用条件をご確認ください。
太陽光・蓄電池業者を選ぶ5つのポイント
1.見積金額だけでなく設備容量まで比較する
3社から見積もりを取ったとしても、単純に総額だけを比べるのは適切ではありません。
例えば、一方が太陽光発電4kW、もう一方が6kWなら、後者の見積金額が高くなるのは自然です。
蓄電池についても同様で、7kWhと14kWhでは設備条件が大きく異なります。
比較するときは、
・太陽光発電容量
・太陽光パネルのメーカーと型番
・蓄電池メーカー
・蓄電容量
・全負荷型か特定負荷型か
・パワーコンディショナー
・工事費
・足場費
・保証
などをそろえて確認しましょう。
2.発電シミュレーションの条件を確認する
太陽光発電を検討するときに重要なのが発電シミュレーションです。
ただし、シミュレーションは将来の発電量や経済効果を保証するものではありません。
実際の発電量は天候、気温、周辺環境、設備の状態などの影響を受けます。
そのため、シミュレーションを見るときは結果の数字だけでなく、どのような条件で算出されているかを確認しましょう。
特に電気料金削減額については、電気料金単価や自家消費率の設定によって結果が変わります。
複数社を比較するなら、なるべく同じ条件で試算してもらうと判断しやすくなります。
3.蓄電池は停電時の使い方も確認する
蓄電池を災害時の備えとして検討する場合、容量だけを見るのでは不十分です。
停電時に家全体へ電力を供給できるタイプと、あらかじめ指定した回路を中心に供給するタイプがあります。
停電時に、
「冷蔵庫を動かしたい」
「照明とスマートフォンの充電ができればよい」
「エアコンも使いたい」
「IHや給湯設備まで使用したい」
など、希望する使い方を整理しておきましょう。
使用する家電の消費電力によって必要な蓄電容量・出力が変わります。
4.保証は年数だけで比較しない
太陽光発電・蓄電池では、さまざまな保証があります。
代表的なのは、
・太陽光パネルの出力保証
・設備の機器保証
・蓄電池の容量保証
・施工保証
・自然災害補償
などです。
例えば「15年保証」と書かれていても、何が15年間保証されるのかによって意味が異なります。
メーカー保証と施工会社独自の保証を混同せず、それぞれの対象範囲を確認してください。
5.補助金は契約前に確認する
太陽光発電や蓄電池には、国や地方自治体による補助制度が設けられることがあります。
ただし、補助金は地域によって大きく異なります。
また、予算上限に達すると受付が終了する制度や、工事・契約前の申請が必要になる制度もあります。
「工事した後に申請すればよい」と考えず、契約前に自治体の公式情報を確認することが重要です。
業者が申請をサポートしてくれる場合でも、対象条件や申請期限は確認しておきましょう。
AD-HOMEと他2社はどのように比較すればよい?
3社の中から相談先を考える場合、まず「何を重視するか」を整理すると選択肢を絞りやすくなります。
住宅ごとの調査や発電シミュレーションを確認しながら、太陽光発電・蓄電池の導入を検討したい場合は、AD-HOMEの提案内容を確認してみるとよいでしょう。
Web上で複数メーカーの製品情報を調べながら、太陽光・蓄電池・V2Hまで比較したい場合は、エコ発電本舗も候補になります。
太陽光・蓄電池だけでなく、オール電化やEV関連設備を含めた住宅設備全体を相談したい場合は、新日本住設のサービス内容も確認できます。
重要なのは「どこが一番良いか」を一律に決めることではありません。
住宅の屋根、電力使用量、予算、希望する蓄電容量、停電時に使用したい家電などによって適した設備や提案は変わります。
可能であれば複数社から条件をそろえた見積もりを取得し、総額とサービス内容を比較しましょう。
太陽光発電・蓄電池に関するFAQ
Q1.太陽光発電を設置すると電気代は必ず安くなりますか?
必ず安くなるとは限りません。
太陽光発電による経済的な効果は、発電量、設置容量、導入費用、自家消費率、電力料金、売電価格などによって変わります。
導入前に発電シミュレーションと見積金額の両方を確認してください。
Q2.太陽光発電と蓄電池は同時に設置した方がよいですか?
家庭によって異なります。
太陽光発電と蓄電池を組み合わせると、昼間に発電して使い切れなかった電気を蓄え、別の時間帯に利用できる場合があります。
一方で、蓄電池を追加すれば初期費用も増えます。
電力使用状況や予算を踏まえ、太陽光発電だけの場合と蓄電池をセットにした場合の両方をシミュレーションすると比較しやすくなります。
Q3.蓄電池は停電したら自動的に使えますか?
製品や設定によって動作が異なります。
停電時に使用できる回路や最大出力も製品によって異なるため、「停電時にどの家電をどの程度使いたいか」を業者へ伝えて確認してください。
Q4.太陽光発電の見積もりでは何を確認すればよいですか?
設備の総額だけでなく、太陽光パネルのメーカー・型番、容量、パワーコンディショナー、架台、施工費、足場費、申請関連費用、保証などを確認しましょう。
蓄電池を同時に設置する場合は、蓄電池の容量や停電時の仕様も確認します。
Q5.太陽光・蓄電池は相見積もりを取ってもよいですか?
複数社から見積もりを取得して比較する方法があります。
ただし、異なる設備容量では正確に比較できません。
例えば「A社は太陽光5kW+蓄電池10kWh、B社は太陽光4kW+蓄電池7kWh」という状態で総額だけを比較するのは適切ではありません。
できるだけ近い条件で見積もりを取得してください。
Q6.蓄電池は容量が大きいほどよいですか?
必ずしもそうではありません。
大容量の蓄電池は多くの電気を蓄えられる一方、導入費用や設置スペースも考慮する必要があります。
太陽光発電量、家庭の消費電力量、停電時の使用目的などに合わせて選択することが重要です。
Q7.太陽光・蓄電池の補助金は誰でも利用できますか?
補助制度によって対象者や条件が異なります。
対象地域、対象設備、申請時期、予算、工事開始時期などが指定されている場合があります。
必ず国・自治体等が公表している最新情報と、施工業者からの案内を確認してください。
まとめ|AD-HOMEを含む3社を条件をそろえて比較しよう
この記事では、太陽光発電・蓄電池の設置を検討している方に向けて、AD-HOME、エコ発電本舗、新日本住設の3社を比較しました。
AD-HOMEは、太陽光発電や蓄電池などを取り扱い、ヒアリング、現地調査、シミュレーションを重視した提案を行っています。複数メーカーを取り扱っているため、住宅条件に合わせて設備を相談したい場合の候補となります。
エコ発電本舗は太陽光発電・蓄電池・V2Hなどを幅広く取り扱い、Webを中心とした販売体制や施工保証などを特徴としています。
新日本住設は太陽光発電・蓄電池に加え、オール電化やEV関連など住宅設備を幅広く扱い、複数の保証制度を案内しています。
3社にはそれぞれサービス内容の違いがあります。
太陽光発電や蓄電池は住宅ごとに適した容量や工事内容が異なるため、会社名だけで判断するのではなく、
・設備容量
・見積総額
・発電シミュレーション
・蓄電池の仕様
・施工体制
・保証内容
・補助金への対応
・アフターサポート
を確認したうえで比較することが重要です。
特に電気代への影響を目的として導入する場合は、「どのくらい安くなる」という数字だけを見るのではなく、そのシミュレーションの前提条件まで確認しましょう。
また、災害や停電への備えとして蓄電池を検討する場合は、停電時に使いたい家電をあらかじめ整理しておくと、必要な容量や出力を相談しやすくなります。
AD-HOMEでは、現地調査やシミュレーションを踏まえた太陽光発電・蓄電池の相談が可能です。
まずは自宅にどの程度の太陽光発電設備を設置できるのか、蓄電池を組み合わせる場合はどのようなプランになるのかを確認し、費用と設備内容を比較してみるとよいでしょう。
※掲載している料金、保証、取扱製品、サービス等は記事作成時点で確認できた情報です。実際の料金や適用条件は住宅・設備・契約内容等によって異なり、内容が変更される場合があります。申込前に必ず公式サイト、見積書、契約書等で最新情報をご確認ください。